FFX 初プレイ
かなり今更ではあるが、ファイナルファンタジーシリーズでも評価の高い「FFX」を初プレイ。PSVitaで発売されたリマスター版にてプレイしたので、グラフィックについてはオリジナル版での印象と異なる部分があるかもしれないが、クリア後の感想を(^.^)
良かった点
- ユウナが可愛いくて健気。
- 水のグラフィック表現がとても美しい。
- 序盤、ユウナが異界送りを行うシーンのムービーが良い。
- 戦闘における役割分担が明確。
- キャラの描き分けが明確。ゲームにありがちな “美男美女一辺倒” になっていない。(ワッカやリュックが良い意味でフツウの顔)
微妙だった点
- 主人公がしゃべりまくるので、あまり感情移入できなかった。
- あのキスシーンへの展開がやや唐突な展開に感じた。
- ブリッツボールの説明が長く、個人的には楽しめなかった。
- 移動時のカメラアングルが固定。画面が切り替わると向いている方向が変わることがあり、感覚がつかみにくい。
グラフィックについては、通常時のポリゴン感はぬぐえないもののムービーはとても綺麗。髪の毛1本1本や、光で透ける布の表現など、素晴らしかった。
キスシーンにおけるムービーも幻想的で良かったが、お互いが惹かれあうまでの過程をもう少し丁寧に描写してほしかったかなぁというところ。ただ、これについては “主人公がしゃべる” という設定であるが故に感じてしまうことなのかな、と感じた。主人公がしゃべる=プレイヤーは物語を観ている…という感覚になる。(FF7のような主人公=プレイヤーの感覚とは異なってくる)これによって、映画やドラマと同じように、より繊細に心情を描くみせ方が必要になってくるのかなと。
個人的には(最近多い)オンライン前提的なゲームが苦手なので、FFXのような “独りで世界感にハマれる” ゲームの開発を今後も期待したい!と感じさせてくれた作品だった。