派遣の時給交渉をしてみた - 前編
派遣社員として働きはじめ、同じ派遣先で働き続けて数年がたった頃に一度、時給交渉をこころみてみたことがある。結果的には成功し、数百円の時給アップに成功した。
しかしながら、そうそうすんなりと事が運んだわけではないので、ここでその流れを記録しておきたいと思う。
まず、派遣社員として転職活動をしていた当初のお話。当初は、時給に対してさほど大きな関心を持っておらず、残業時間や仕事内容を重視して職探しをしていた。時給にさほど関心がなかった理由は主に2つ。
第一に、そもそも前職がかなりのブラック企業であったため、非ブラック企業にさえ転職できれば「労働時間に対する金銭がマイナス条件になることはなかった」ということ。(前職はサービス残業を含めると時給換算600円前後であった)
第二に、転職活動時は20代だったこともあり「そのうち結婚するだろう」という考えがあったということ。…ようするに、将来への貯蓄は自力でどうにかせねばっ!という危機感が希薄だったのだ。
以上2点が、転職活動時にあまり時給を重視していなかった理由となる。しかしながら結婚せずに30代となった頃、さすがに将来への貯蓄は自力でどうにかせねばならないぞっていう危機感が湧いてきたのである。
もちろん支出を減らす努力もしつつ、でもやっぱり一番手っ取り早いのは収入を増やすことだよねっ(*'ω'*)!ということで、転職も含めいろいろと検討。まずはダメもとで時給交渉をしてみよう!という考えにいたったのである。
→後編へつづく